春牡蠣の誘惑
僕にとって牡蠣は冬のイメージがあります。寒い空気の中、牡蠣の香りをかぐと冬だな~と。
haraoの牡蠣メニューで鉄板なのが、「牡蠣と春菊のポタージュ」とそれを使ったパスタ!!このために来店してくれるお客様がいるほどです。このメニューは1月くらいまでです。
そして、時が過ぎ春が訪れるころ魚屋さんに行くと、ぷっくり大粒の牡蠣が呼びかけてくる!とても美味しそう!!でも少し前に牡蠣メニューやってたしなーと何度か通りすぎます。でも何度も呼びかけてくる(笑)あーもう、と同じメニューじゃ面白くないからーとたどり着いたのが牡蠣のオイル漬けでした。シンプルで旨味たっぷり、日持ちもするので是非試してください!
では材料を見てみましょう!
- 生むき牡蠣500g
- バター15g(他のオイルでも可)
- A砂糖大さじ1(9g)
- Aみりん大さじ1(18g)
- A醤油大さじ2(36g)
- A赤ワイン大さじ2(30g)
- Bピュアオリーブオイル150cc(135g)
- Bにんにく10g
- Bしょうが10g
- B鷹の爪、ハーブ 好みで
- レモン汁 好みで(さっぱり酸味がほしいなら)
赤ワインを使っていますが、お酒に変えると日本酒により合いますよ。
「合わせたいお酒を料理に使う」はマリアージュの基本ですね!
作り方
牡蠣を洗う。
むき牡蠣は汚れと殻が残っている場合があるので軽く洗います。
塩をひとつかみくらいまぶして、軽くもんでボールの中に水を入れ優しく汚れをとって、ザルに取っていきます。ある程度水が切れたらキッチンペーパーで軽く水分を取ります。
にんにくとしょうがのオイルを作る。
Aの材料は合わせておきます。
Bの材料を小鍋に入れ火にかけます。
鍋肌が沸々から表面がシュワーとなったら一度火を止めます。慣れている場合は一度に火を入れてしまって構わないのですが、行き過ぎると焦げます。(そうなった場合は火をとめてオイルを足してください。水は弾けて危険です。)
そして、もう少しにんにくに火を入れたい場合は、先ほどと同じことを繰り返せばうまくいくと思います。出来たらそのまま温度が下がるのを待ちます。その間に次へ。
牡蠣を炒める。
フライパンにバターを溶かし牡蠣を炒めていきます。
中火でバターを全体に絡めます。

ある程度炒めたら、合わせたAを入れます。
牡蠣の水分とAで結構ひたひたです。これを煮詰めます。煮詰まるのかな?と不安になるほど牡蠣から水分が出てきますね。
仕上げ
20分くらいでしょうか?煮詰まってきました。程よく絡まるくらいで完成です。
酸味が欲しいときは、この段階でレモン汁やヴィネガーを入れます。

粗熱がとれたら先ほどのにんにくオイルと合わせて容器へ。
オイルから頭が出てしまうときは乾燥を防ぐために落としラップをしています。
1日くらい経ったほうが馴染んで美味しいです!

まとめ

- しっかり火が入っているので、牡蠣というよりは肉に近いかな?
- 冷蔵庫から出して冷たいままでも美味しいですが、少し温めるか常温くらいのほうが、香りが際立つ気がします。
- 冷蔵庫での保存期間が長いとオリーブオイルは固まります。びっくりしないでください。害はないです。温まると溶けます。
- そのまま食べても美味しいですが、チャーハン、パスタ、野菜炒めに使ったりたくさん応用できます。
- 残ったオイルは美味しいので、次の料理に是非使ってください。
- 材料の赤ワインを日本酒変えたら日本酒に、白ワインを変えたら(醤油は塩に)白ワインに合いますね!生レモンぎゅっと絞って。
牡蠣というと白ワインのイメージがありますが、今回は旨味に+バター+赤ワイン+醤油、で赤ワインに合わせてみました!是非試してください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます(^^♪