パテドカンパーニュとは?
ビストロやバルには必ずありますね!豚のミンチやレバーを混ぜて焼き上げるフランスの伝統料理です。提供時は冷製で四角いハンバーグみたいですね。
作り方も色々。haraoのパテは手抜きで⁉いや、シンプルで、網脂やベーコンで巻いてなくて、重石もしていないので柔らかい。味わいは評判いいですよ。
レバームース同様、あったら注文したくなるメニューですね!
それでは材料を見ていきましょう!
- 生豚ひき肉800g
- 塩19g(総量1.3%程)
- 鳥レバー250g
- A玉ねぎ400g
- Aにんにく20g
- 玉子1個
- パン粉40g
- ローリエ等 好みのハーブ
- テリーヌ型 ルクレーゼ32 容量1.3ℓ
作り方
まず材料Aの玉ねぎとにんにくを炒めます。
この玉ねぎを炒めるところから個性が分かれます。
キャラメル色まで炒めるところが一般的なのかな?
haraoでは2、3割くらい水分が抜けるところまで炒めています。
玉ねぎの味を残したいからです。
冷ました玉ねぎと掃除したレバー、パン粉、玉子をクイジナートで回します。

ここは大事!豚ひき肉と塩を混ぜる
豚ひき肉と分量の塩を混ぜて練ります。ここがとても重要だと思っています。結着力が違う。
50回は混ぜてます。ここが適当だと、出来上がり断面に空気が入って色が悪くなっている気がします。ひき肉の鮮度も大事です。
ハンバーグやつくねなどひき肉料理も、まず肉と塩をしっかり練るが僕の基本になっています。

それぞれを1つにする。
ひき肉と先ほどのレバーと玉ねぎを回したものを混ぜます。
ここもしっかり馴染むまで混ぜています。
テリーヌ型に入れるときはハンバーグの空気抜きのイメージでペチペチパンパン入れていきます。そして好みのハーブを乗せて。
haraoでは塩が馴染むように、一晩置いてから焼いています。ラップして型の蓋をして冷蔵庫へ。



オーブンで焼く。
レバームース同様、オーブンは160度で85分湯煎で焼いています。(オーブンによって違いがあるので様子見てください。)

焼きあがったら(焼けているか確かめたいときは温度計を中心にさして65度以上なら大丈夫です。)すぐに肉と型の間をペティナイフでぐるっと一周入れています。
冷めるときに肉が縮まります。型にくっ付いて千切れることがあるからです。
仕上げ
バットに氷を入れて冷まします。
この時できた肉汁をカップに取りました。出来上がり溢れんばかりの肉汁は冷ますと、少しは落ち着いて戻るのですが、残った分は他の料理に使います。めちゃくちゃ旨いです。
野菜炒めでもパスタでもリゾットにでも!!

レバームース同様、こちらもラードを溶かして流し入れます。酸化を遅らせて保存をよくするためです。
重石をしていないので頭は少し出てしまいます。提供時は切り落としたりします。

パテは面白いもので、出来上がりが美味しくありません。もともと保存食で、塩も強めなので出来立ては塩辛いです。数日経つと塩が丸くなり、旨味が出てきて一体感が増して美味しくなります。生ハムなどと同じですね。
長くなりましたが、完成です!!
haraoのパテ塩分濃度1.3%くらい、一般的にちょうどいい塩分濃度は0.8%くらいといわれています。人間の塩分濃度は0.9%らしいですね。
手間はかかりますが、お家パーティで出てきたらテンション上がりますね!
半分くらいの大きさのテリーヌ型もあります。是非試してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます(^^♪