こんな経験ありませんか?
飲食店でワインを飲みたいけど、
「どれを選んでいいか分からない!聞くのも恥ずかしい。」
ワインショップでワインを買いたいけど、
「料理はどうしたらいい?魚は白?肉は赤なの?」
迷ったら、「オレンジワイン」を選んでみてください!!
合わせるのが難しいと言われるカレーにも相性良く、辛い料理にも寄り添ってくれる、前菜も、魚も肉も。オレンジワインは!!どんな料理にも合わせやすいのです!
ざっくりですけど、僕のオレンジワインのイメージをお伝えします!(異論認めます(笑))
お茶の中でも「紅茶」です。オレンジ系のアールグレイだったり、フルーツティのイメージです。中国茶もピッタリかも。
お茶はどの食事とも相性がいいですよね?お茶にはタンニンがあります。ワインのタンニンに通ずるものがあるなと思っていました。
白ワインや赤ワインにはない、程よいタンニンが後味にクっと引っ掛かり、バランスよくまとめてくれる。このようにイメージすると、幅広く食事と相性が良いことも頷けるのではないでしょうか?
この記事は、
- オレンジワインって何?
- お得に買えるワインショップと味わいの感想
- さらに詳しいオレンジワインの話
で構成されています。長いので目次をクリックで必要なところに移動できます。
それでは見ていきましょう!
オレンジワインってどんなワイン?
僕がオレンジワインという言葉を初めて耳にしたのは6年位前(2016年)、
「え!!オレンジワインって??何?」ってなったのを覚えています。
そして2022年現在、試飲会でもオレンジワインを紹介されることが、とても多くなっています。
広まっている理由は大きく2つあり、食事との相性が幅広いこと、もう一つは後半で詳しく説明しますね!
オレンジワインにはオレンジが入っているわけではありません。
オレンジワインは白ワインです。
白ブドウを、赤ワインを造るように果皮や種を果汁と一緒に発酵させて白ワインを造ります。
これが独特の風味や厚み、タンニンをもたらせています。
オレンジワインを通販で買ってみた! タマヤ ワインストアさん。
そのオレンジワインをお得に購入できる、ワインショップをみつけましたので紹介します。
「TAMAYA WINE STORE」さんです。
都内にレストラン4店舗を経営しています。
ワインショップは2022年2月にグランドオープン。
ソムリエが選ぶワインと、今後レシピ提供や食品の販売も予定しています。
展開が楽しみですね!
僕があまり見たことのない珍しいワインが多く、セット売りがお得です!
どれくらいお得かといいますと、セット商品は20~30%割引になっています!(これは飲食店の仕入れ値に近いですよ。)
さらにセット商品は常に送料無料です!!(通常は1万円以上で送料が無料です。)
オレンジワイン3本セットを注文しました。
とても丁寧に梱包してあり、次回使える500円サービス券を頂きました。




おすすめオレンジワイン セット!送料無料!!(写真と内容が変わる場合があります。)
オレンジワインの感想
テリアニ ヴァレー ルカツィテリ クヴェヴリ 2020
まずは、本場!ジョージアのオレンジワインです。
ルカツィテリは品種。
クヴェヴリは伝統的な壺で造っているということ!!
発酵期間は7~8か月と長いですね。


生産地域: | ジョージア アラヴェルディ、カヘティ地方 |
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生産者名(ワイナリー): | テリアニ ヴァレー |
ヴィンテージ: | 2020年 |
希望小売価格(税抜き): | 3120円 |
葡萄品種: | ルカツィテリ100% |
度数: | 13% |
醸造: | クヴェヴリで、果皮、種と7~8か月発酵 |
インポーター: | アルコトレード・トラスト |
購入ページはこちら→: | ルカツィテリ クヴェヴリの商品ページはこちら![]() |
プンクトゥン ベインテミル・レグアス 2021




お値段的にも入門にちょうどいいのではないでしょうか?
ラベルにはアンバーワイン(本場ジョージアでのオレンジワインの呼び方)、スキンコンタクト(果汁と果皮を一緒に漬ける醸造技法)と書いてありますね。
裏にはオーガニック認証もヴィーガン認証も両方取得していることが分かります。
ラベルだけでも色んな情報が読み取れますね!
生産地域: | スペイン ラマンチャ州 |
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生産者名(ワイナリー): | ドミニオ・デ・プンクトゥン |
ヴィンテージ: | 2021年 |
希望小売価格(税抜き): | 1750円 |
葡萄品種: | シャルドネ34%、ヴィオニエ33%、ビウラ33% |
度数: | 13% |
醸造: | 発酵:ステンレスタンクで果皮と共に21日間 |
栽培: | オーガニック認定 |
インポーター: | モトックス |
購入ページはこちら→: | レグアスの商品ページはこちら![]() |
フィールド レコーディングス
スキンズ 2020
続いて、スキンズ!!アメリカで一番売れているオレンジワインらしいです!


タンニンは弱めです。何日かに分けて飲んだら、どんな感じになるのだろう?
生産地域: | カリフォルニア州 パソ ロブレス |
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生産者名(ワイナリー): | フィールド レコーディングス ワイン |
ヴィンテージ: | 2020年 |
希望小売価格(税抜き): | 3200円 |
葡萄品種: | ソーヴィニヨンブラン41%、ピノグリ37%、アルバリーニョ9%、 ヴェルデホ8%、リースリング5% |
度数: | 12.1% |
醸造: | 60~90日スキンコンタクト、樽で6か月 |
栽培: | 75%オーガニック栽培、25%サスティナブル農法 |
インポーター: | アイコニック ワイン ジャパン |
購入ページはこちら→: | スキンズの商品ページはこちら![]() |
さらに詳しいオレンジワインの話
オレンジワインの歴史
起源は、ワイン発祥の地と言われるジョージア。
歴史は深く8000年も前からワイン造りをしている国です。
ジョージアでは、伝統的にクヴェヴリと言われる土中に埋めた陶器の中で、白ブドウの果皮や果汁を一緒に発酵させて白ワインを造っていました。
旧ソ連の支配下にあったため、国際市場には出ないワインでした。
この「オレンジワイン」という呼び名は、イギリスのワイン商が2000年代に作った造語で、ジョージアではアンバーワインと呼ばれています。
オレンジワインが広まった理由
白ワインは、自然の酸化防止剤であるタンニンを持たないため(タンニンは皮から抽出され、基本的に白ワインは果汁だけを使う。)、赤ワインより亜硫酸塩(酸化防止剤)が多めに必要です。
しかし、オレンジワインは白ブドウの皮を使う分、タンニンがあるため亜硫酸塩の添加を控えた白ワイン造りが可能です。
そこに目を付けたのが、世界的ブームになっているナチュラルワインの生産者です。
白ワインをオレンジワインとして造ることで、添加物を少なくすることが出来ました。
そうして、ナチュラルワインブームにのり、認知されていきました。
なので、オレンジワインブームはナチュラルワインブームの派生の一つだと言えます。
これが広がっているもう一つの理由です。
しかし、必ずしもオレンジワインがナチュラルであるというわけでは無いみたいです。
2015年に、イタリアの自然派の生産者の所に行かせてもらった時、彼は瓶を動かしながら、こう言っていました。「私のワインは、保存料を追加で添加しない。このオリが保存料の役目をしてくれる。」と。


後に、僕が得た知識は次のことです。
亜硫酸塩は、ブドウが発酵してワインになる過程の副産物として自然に生成されます。つまり、亜硫酸塩「無添加」ワインは存在しても、亜硫酸塩「含有量ゼロ」のワインは存在しません。安価で「無添加」を言い張るなら、「熱処理」されている可能性が高いです。
オレンジワインとロゼワインはどう違う?
これはよく聞かれる質問です。
ロゼワインの造り方は大きく2つあります。簡単に言うと、
- セニエ法:黒ブドウを赤ワインの造り方で、果汁を早く取り出し発酵。(濃いロゼ)
- 直接圧搾法:黒ブドウを白ワインのように造る。(皮は使わず、果汁のみ発酵。薄いロゼ)
ざっくりですが、
ロゼワインは、黒ブドウで白ワインのように造るに対し、
オレンジワインは白ブドウで赤ワインのように造ると言えそうです。
最後に
流行りのオレンジワイン、いかがでしたでしょうか?飲んでみたくなりましたか?
お食事に幅広く合わせやすいので是非試してみてください!
最後まで、お読みいただきありがとうございます(^^♪